今回は何故スコティッシュフォールドはかわいそうだと言われているのか。
病気や障害についても合わせてお話をしようと思います。
私は現在、スコティッシュフォールドのココちゃんを飼っています。
飼ってから半年後の夏に、口を開けて息遣いが荒かったので、心配になり獣医師さんに検診をしてもらった結果、肥大型心筋症という病名でした。
スコティッシュフォールドが掛かりやすい病気の一つだったのです。
ペットショップに行って、私の一目惚れで飼うことになったスコティッシュフォールドですが、正直に猫種なんて全く気にしていませんでした。
ただココちゃんとの出会いに運命を感じて選んだわけで、逆に猫種なんてなんでもよかったのです。そしてココちゃんの病気をきっかけに、スコティッシュフォールドという猫種について調べていきました。
調べていくうちに、以下のような記事に目が留まりました。
- スコティッシュフォールドはかわいそうな猫種。
- 病気や障害を持った子が生まれやすい。
- 折れた耳は、そもそも骨の形成異常が原因
『あれスコティッシュフォールドって、日本で人気な猫種じゃないの?』
素直にそう思いました。
スコティッシュフォールドは人気テレビ番組や雑誌、ペットショップ等でもピックアップされ、『可愛い猫ちゃんです!』と紹介されていますが、実はその裏に隠された病気や障害、歴史については触れずに紹介をしているのです。
そしてスコティッシュフォールドがかわいそうな猫種であることを知っている人は、無知な飼い主さんをバッシングし、『スコティッシュフォールドを飼う人が増え続けていくから悪い!』など、沢山記事も出る始末。
私からすれば、スコティッシュフォールドがかわいそうな猫種であること知っているのにも関わらず、飼うのを辞めろと安易に発言するほうが残酷だなぁと感じます。
実際に私は、スコティッシュフォールドを飼うことをお勧めしています。
スコティッシュフォールドは猫種としても飼いやすいとされています。
しかし今後は、メディア等で少しでも病気の事や、向き合い方について発信していき、人間社会とスコティッシュフォールドとの共存の仕方を具体的にしていってもらいたいと思っています。
私もココちゃんとの病気と向き合っています。
短い命にしろ、長い命にしろ、限りある命に違いはありません。
私が出来る最大限の自愛で愛猫をこれからも幸せにしていき、沢山の思い出を作って行こうと思います。
今後はブログを通して私もスコティッシュフォールドについて発信していこうと思います。
長くなりましたがスコティッシュフォールドをこれから飼いたいと思う人は、飼う前にスコティッシュフォールドについて少しは知っておいたほうがよりその子の為になると思いますので最後まで読んでみて下さい。
スコティッシュフォールドはかわいそうな猫種
何故スコティッシュフォールドはかわいそうな猫種であると言われているのか。
具体的に掘り下げていきます。
それは遺伝性の病気を持っていたり、無理な繁殖を試みるブリーダーが増えているからです。
スコティッシュフォールドの遺伝性疾患について
スコティッシュフォールドは繁殖をやめるべきであるとされている猫種です。
世界では猫種としてスコティッシュフォールドであると認可していない国もあります。
国によってスコティッシュフォールドという猫種が登録されたり、されていなかったり。
それはスコティッシュフォールドが人間が無理やり交配させ、繁殖をさせてできた猫種であるからです。そこまではまだいいのですが、少し歴史を軽く混じりながら説明すると。
スコットランドのある人(ロス)が、折れ耳の猫を初めて発見します。
そう、スコティッシュフォールドの元祖です!
すごく可愛い猫で人懐っこい性格であったことから繁殖を開始し、見事に折れ耳の子を授かります。またその子供が大きくなり子供を生みます。
そうして折れ耳の猫が増えていき、新しい猫種としてイギリスの動物愛護協会に『新しい猫だから登録してね!』と申請をしたのですが、研究途中に奇形や骨格障害の遺伝を疑われ、品種として認定されませんでした。
実は、スコティッシュフォールドの最大の特徴である折れ耳ですが、これは軟骨の奇形の病気です。なので折れ耳のスコティッシュフォールドは何かしらの骨格障害の遺伝を持っているとされています。
イギリスの動物愛護協会では、『そんな奇形な遺伝を持つ猫を繁殖するなんて猫が可哀想だ!』と認定をしなかったのですが、アメリカの動物愛護協会では認定されてしまったのです。
『骨が弱い同士の交配が駄目なら、骨が強い猫と交配させれば遺伝的にも大丈夫でしょう!』と交配させる猫を変えてアメリカで登録が認められたのですね。
そこから愛くるしい『スコティッシュフォールド』が誕生し、爆発的な人気で広まっていったのです。
軟骨が突然変異で固くなり、折れ耳になるのですが、それはもちろん耳だけではなく、本来クッションとして関節を保護する軟骨までも骨のように硬くなってしまいます。そうすると四肢の関節、とくに足首が動かなくなったり、痛みが生じて歩くのが困難になります。
前述したとおり、折れ耳は軟骨の奇形の病気です。その時点で骨格障害の遺伝であり、病気であることが確定します。
骨が強い猫と交配させたとして、耳が折れていないスコティッシュフォールドであれば、健康である可能性が出てきますが、折れているのであれば、遺伝的な疾患を持って生まれてきています。
さらに、その遺伝的な疾患の症状については個体差があり、いつどのタイミングで症状が出てくるかが分からないとされています。
- 生まれた直後から歩けない。
- 死ぬまでずっと痛みを耐えながら生きていく。
- 成猫になって歩けなくなった。
元々、スコティッシュフォールドは大人しい性格であり、忙しい人には飼いやすいと勧められていますが、一説では痛みを和らげるために、動く事を避けているとも言われています。
大人しい性格=歩くと足に負担がかかり痛いから
本当にこの説が正しいのであれば、人工的に繁殖されたスコティッシュフォールドは、高い確率で痛みと戦いなが一生を終える猫種であることがいえます。
スコットランドでは、スコティッシュフォールドの繁殖の禁止を訴えるなどをしていますが、ほとんどの国では今でも繁殖を続けています。
無理な繁殖を試みるブリーダーの増加
スコティッシュフォールドの折れ耳は、高値でペットショップや直接飼い主に買い取られます。立ち耳のスコティッシュフォールドはその分安値で買い取られます。
それだけ折れ耳は人気が高いのです。
折れ耳はすぐに売れ、立ち耳の子は売れ残り、安くなっていきます。
あなたがブリーダーなら、高く売れる折れ耳の子を作ろうとしませんか?
それだけ収入が増えますからね。
しかし、折れ耳の子は実は生まれにくいのです。
「折れ耳」は、遺伝率が30%程度と言われています。同じスコティッシュフォールドでも約70%は普通の猫と同じ立ち耳になります。
そこで折れ耳が欲しいブリーダーさんは、折れ耳同士を交配させれば折れ耳の子猫が生まれやすいのではないかと考えます。
確かに折れ耳同士を交配させることにより、折れ耳の子猫が生まれやすくなるのですが、それと同時に、奇形や骨格障害の遺伝を持つ子猫が生まれてくる確率も格段に上がってしまうのです。
障害を持った子猫は生まれながらにして、歩けないなどもざらにあり、歩けないから処分される。それが日常で普通に起こっていたのです。
ありえませんよね。
現在では日本でも折れ耳同士の交配は認められていません。
もし今後、スコティッシュフォールドを飼おうと思っている人は、必ずブリーダーさんから、どこの親から生まれたかを確認することが大事です!
立ち耳×折れ耳 ○
折れ耳×折れ耳 ✖︎
必ず血統書があるはずなので、そちらで確認してください。
逆に血統書がなくて折れ耳の子は、折れ耳同士を交配させた可能性が高くなります。
ちゃんとしたブリーダーさんなら必ず血統書を持っているはずです。
スコティッシュフォールドの病気や障害について
骨軟骨異形成症(こつなんこついけいせいしょう)
骨軟骨異形成症とは
スコティッシュフォールドがなりやすい病気の代表が骨軟骨異形成症です。遺伝性の関節の病気です。
スコティッシュフォールドが、折れ耳という骨軟骨異形成を発症している猫を、優先的に交配させて作られた種類であることがその原因です。
関節は本来、骨の表面を関節軟骨という弾力性のある組織で覆い、滑らかな動きができる構造になっています。しかし、この病気になると成長段階で骨の成長や、関節軟骨の構造に異常が起こり、「骨瘤」(こつりゅう)とよばれる関節部がこぶ状に腫れた状態になります。すると、四肢の関節、とくに足首が動かなくなったり、痛みが生じて歩くのをためらう様子が見られ、痛みの程度によっては歩行が困難になります。
症状
- 足首にコブのような硬い塊が出来る
- 尻尾が固まってうまく動かせない
- 足を引きずる
- その場から動こうとしない
- 高いところに行かない
- 痛い素振りを見せる
骨軟骨異形成症の骨瘤が出来た箇所は、うまく動かせなくなり、痛みのために鳴いたりすることもあります。
痛みのために、歩く仕草がおかしかったり、コブが出来た部分を触られるのを嫌がったりします。
骨瘤が出来る以前の始めの頃では、動きがぎこちなかったり、高いところへ行きたがらない体勢がうまくとれないといった症状があります。
成長に応じて症状が現れてくることもあり、飼い始めた時に何もなくても、飼っているうちに症状が出来る可能性もあります。
いつ症状が出始めるかが分からないとされています。
疾患が起こりやすい箇所
- 耳
- 手足の関節
- 尻尾
- 脊椎など
骨軟骨異形成症は軟骨部分に異常が起こるので、起こりやすい箇所として、耳、手足の関節や尻尾、ひどくなれば脊椎にも進行していきます。
骨軟骨異形成症の予防について
残念ながら骨軟骨異形成症は遺伝性疾患のため、予防法は現時点では無いとされています。
飼い主さんができることは、定期的に健康診断で四肢のレントゲン写真を撮ってもらうこで、病気を早期発見し、発症したら激しい運動をさせない、室内の猫が登れそうな高い場所をなるべく減らすなどのケアをしながら、足にかかる負担を減らすことぐらいです。
病気を早期発見し、症状が悪化しないように対応する。
これが唯一の予防法なのかもしれません。
治療
予防と同じで、もし症状が発見できたとしても、根本的な治療法はありません。
症状が出てしまえば、完治はないということです。
痛みの症状を和らげる、発症速度を遅らせる、などの治療法はありますが、いずれにせよ猫に大きな負担が掛かってしまうことになります。
- 放射線治療で骨瘤を治療する
- 骨瘤を手術で取り除く治療法
- 鎮痛薬で痛みを抑える
■放射線治療で骨瘤を治療する
放射線治療は、コブの成長を抑えるために、骨瘤部分に放射線を照射します。
ただし、変形した手足が治るわけではなく、あくまでも痛みの緩和を目的としています。また照射のたびに全身麻酔を掛ける必要があり、麻酔のリスクのみならず、全身もしくは照射部位に放射線障害が起こる可能性もあるかもしれないです。そして高額な治療費もかかります。
■骨瘤を手術で取り除く治療法
骨瘤の症状がひどい場合には、骨瘤を手術で取り除くという方法もあります。
しかし取り除いても、遺伝性疾患の為、また再発することも十分にあります。
手術による治療費は、病院によって違いがあり、高額な費用になることが予想されます。また、手術には麻酔が必要になり、猫への負担も当然大きくなります。
■鎮痛薬で痛みを抑える
あまりにも痛みがひどい場合には、鎮痛薬を飲ませて痛みを抑えることもあります。
しかし、鎮痛薬はあくまで痛みを抑える薬なので、痛みが毎日あるのであれば、一生涯飲ませ続けなければいけないかもしれません。しかし、猫に長期的に投与した時の安全性を確認されている鎮痛薬は存在していません。一生涯投与するとしたら、多かれ少なかれ副作用を覚悟する必要があるいということになります。
外耳炎(がいじえん)
外耳炎とは
外耳に炎症が起こっている状態を外耳炎といい、 耳の穴から鼓膜までの間の「耳道」に炎症が起こります。炎症が起こる原因には、細菌や真菌(カビ)などの繁殖、耳ダニなどの寄生虫、アトピーやアレルギーなどの過敏症、異物混入や腫瘍(しゅよう)などがあります。耳が折れ曲がっているスコティッシュ・フォールドは湿気が耳にこもりやすいため、外耳炎にかかりやすい傾向があります。
耳の病気は気づきにくいため、普段の行動やしぐさにも目を光らせる必要があります。定期的に耳をチェックし、ニオイを嗅いでみたり、耳を触った時の反応などを見て確認することが大事ですね。
症状
外耳炎の症状はスコティッシュフォールド(折れ耳)の場合、外から中が見えないこともあり、普段から小まめにチェックすることが大事です。以下のような症状が出てきた時には耳の中をチェックし、炎症を起こしていないか確認するようにしましょう。
- 耳を頻繁にかゆがる
- 頭を振る
- 耳ダレが出ている
- 耳から臭いがする
- 触ると痛がるように感じる
- 耳が赤く腫れる
- 耳に湿疹ができる
- 耳を床に擦り付ける
上記のような症状がみられる場合、耳の中に炎症を起こしている可能性があります。初期症状では、耳を気にする回数が増えるといった程度で、気がつかない飼い主さんも少なくありません。
また、症状が悪化した場合には、強い炎症による痛みから、耳の付近を触られることを嫌がったり、耳道が腫れて耳の穴がふさがるなどの症状があらわれることもあります。外耳だけではなく、耳の奥の中耳や内耳にも炎症が広がり、中耳炎、内耳炎になることもあり得るので、早めに獣医師の先生に見てもらうようにして下さい。
外耳炎の予防について
予防については、やはり小まめに耳の中を掃除し、綺麗にしてあげることです。スコティッシュフォールド(折れ耳)は耳垢が溜まりやすいので、私も最適でも一ヶ月に一度は、耳掃除することを心掛けています。
また、症状が現れた場合にはすぐに動物病院の先生に見て検診をするようにしましょう。
上記のような症状であっても外耳炎でない可能性もあります。
自分で対処せずに、専門医に見てもらう方が確実です。
治療
外耳炎になった原因によって異なりますが、抗生剤や抗真菌剤、駆虫の薬が必要になります。そのときの症状などに応じて、点耳薬で治療をするケースや、内服や注射が必要なケースもあるそうです。
慢性的な外耳炎を繰り返した結果、耳道が腫れて耳の穴が塞がれた状態になってしまったら、手術が必要になることもあります。
外耳炎は再発する可能性があるので、経過をしっかりと観察していくことが重要となります。
肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)
肥大型心筋症とは
心臓病のひとつです。心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなってしまうことで、体に十分な血液を送ることが出来なくなる病気です。場合によっては、突然死の可能性もある病気なので、健康診断をして早期に病気を発見して、治療を開始することが大事になります。症状が分かりにくいので、注意が必要です!
症状
初期の段階では、一般の人が分かる症状はほぼないとされています。逆に一般の飼い主さんが『何かおかしいな?』と違和感を感じた時には、病気はかなり進行している状態といえます。症状が進行していて飼い主さんでも分かる代表的な例として
- 少しの運動で呼吸が荒くなる
- 呼吸困難
- 歩き方がおかしくなる
- 立てなくなる
呼吸が荒くなったり、通常より早い心拍数で呼吸が困難になる症状は、全身に回る血液が少なくなってしまい、その分全身に回る酸素の量も少なくなるために呼吸が苦しくなるそうです。また心臓の動きが悪くなると、血液の流れの働きも悪くなってしまい、血管や心臓の中で血液が固まり、『血栓』となります。
血栓が出来やすい場所として、後ろ足へ向かう動脈がつまることが多く、急に麻痺が起こり、強く痛みに襲われてしまうそうです。猫が大声を出して騒いだり、肉球が青かったり白かったりしたときは注意が必要で、場合によってはこの時に、死に至る可能性もあるそうです。また、いつもと違う場所におしっこや、体の動かし方がおかしい場合にも注意が必要となります。
早期発見・早期治療のために
前述した通り、目に見える症状が出てから病院に連れていっては遅いです。目に見めない症状だからこそ、定期的に検査を行い早期発見をしてあげて下さい。
検査には『超音波審査』と『血液検査』があるそうです。
飼い主さんが出来ることは、面倒くさがらずに定期的に病院で検査してもらう!
これにつきます。後は獣医師の先生に任せましょう。
治療
猫の心臓の病気は、基本的には完治しない病気といわれています。そのため、病気が進行しないように薬を使って状態を維持していくそうです。薬は治すためではなく、悪くならないようにするために使用し、場合によっては一生涯続けなくてはならないこともあります。また薬をあげていても、定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックする必要性もあります。
スコティッシュフォールドの寿命
スコティッシュフォールドの平均寿命は10~13年とされており、日本の猫全体の平均寿命は15.32歳であると、日本ペットフード協会が2018年に発表しています。
また猫の寿命については、全ての猫が共通で、外で飼っている猫より、完全室内で飼っている猫の方が寿命が長くなることも分かっています。
スコティッシュフォールドの寿命が他の猫と違う理由は、遺伝性疾患による病気や、運動不足になりがちな猫種であることから短いとされています。
出来る限り長生きしてもらう為にも、定期的な検査を行うようにし、体調管理など病気を発症させない努力が必要だと思います。スコティッシュフォールドの検診は、最低でも年に1回、出来れば半年に1回は行くようにお勧めします。
私もスコティッシュフォールドを飼っていますが、ご飯の上げる量を調整し、定期的に体重を測り、太りすぎないように注意しています。太ると心臓や足に負担が掛かり、病気の速度が速まるかもしれないので常に気を使っています。
最後に私が思うこと
スコティッシュフォールドを飼うことについて、飼うことが悪いのではなく、飼う前に、飼い主さんがもっとスコティッシュフォールドについて、知っておかなければいけないと思っています。
しかし現在では、ペットショップやメディアでは詳しく教えてくれていません。
猫を初めて飼う前に、ネットでスコティッシュフォールドについて調べる人は中々いないと思います。私も飼ってから調べました。
飼った後に、病気が発症しやすい猫種であった事を知り、実際に病気になり飼育放棄する。これが一番最悪なケースだと思います。
今後は、ペットショップやメディアでも『スコティッシュフォールドを飼う前に』等、雑誌を置いたり、まとめている記事サイトのQRコードを読み取ってもらったりして、スコティッシュフォールドの病気についてや、飼った後の世話の仕方などを、飼い始める人に必ず読んでもらえるようにしたいですね。そして理解してもらってから、スコティッシュフォールドを飼ってもらえるようにしたいですね。
最後になりますが、私みたいに『この子を家族として迎え入れたい!』と直感で思う人もいているはずです。病気のことや、世話の仕方を理解し、それでも飼いたいと思う人は、本当にその子を大切にしていくと思います。
そんな飼い主さんに飼われたスコティッシュフォールドは絶対に幸せになれると信じています。寿命は短いかもしれないけれど、飼い主さんと過ごした一生は、猫にとってもかけがえのないものになるでしょう。
今後もスコティッシュフォールドが幸せといえる環境を人の手で作っていき、またスコティッシュフォールドから、癒やしを貰える社会を作っていってもらいたいなと願いながら。