毎日、私たちに元気と癒しを与えてくれる愛猫のココちゃん。
ココちゃんは人懐っこい性格で、私たちの後ろをいつも追いかけてきてくれますが、猫なので急に気分が変わり、そっけない態度をされてしまうことも。
そんな家族の一員である飼い猫が、されると嬉しい事って何だろう?
また、飼い猫にとって居心地の良い空間を作ってあげるにはどうしてあげれば良いのか?
ココちゃんと一緒に暮らす中で、少しでも喜んで欲しいという気持ちから、室内で飼っている愛猫が快適に暮らせる環境作りをまとめてみました♪
この記事では、猫を飼い始めて間もない飼い主さんの為に、猫との暮らしで知っておいたほうが良いことを私なりにまとめてみました。
猫が快適に過ごせる環境作り
猫は犬と違い基本的に単独行動をとる動物です。
一匹でマイペースに生活をする特徴があるので、しつけをするのではなく、生活を共にする私たちが愛猫が安全かつ快適に過ごせる環境を作ってあげなければいけないのです。
今までに私が特に気をつけていたことをご紹介します。
食べ物は机の上などに置きっ放しにしない
猫は高い所に上がるのが大好きです。
机の上は、猫にとってお昼寝をするのに絶好のスペースです。
そんな場所にいい匂いのする食べ物が置いてあれば、猫は真っ先に興味をもってしまいます。
猫もしつけは出来るとも言われていますが、犬と比べると難しいものがあります。
犬と猫の知能レベルの違いについては以下の記事に詳しく書いています。
机の上に食べ物を置きっ放しにすると、チョコレートなど絶対に食べてはいけないものを食べてしまったり、味の濃い人間の食べ物を誤まって食べてしまい、体調が悪くなる可能性があります。
飼い主は、十分な注意が必要です。
室温を心がけよう
猫は寒がりと言われていますが、短毛種・長毛種など年齢によっても個体差があり、全ての猫が極端に寒がりというわけではありません。
かといって猫は肉球にしか汗腺がなく、人間と違い汗をかいて体温調節をすることが難しく、暑さにも十分に気をつけてあげなければ、体調不良や大きなストレスにつながってしまいます。
- 夏の快適な室温は、25〜28度
- 冬の快適な室温は、23〜25度
- 快適な湿度は、50〜60%
留守中など、猫をケージに長時間入れておく場合など、エアコンが直にあたる場所や、直射日光が当たる場所にケージを設置してしまうと、「暑い!」「寒い!」と感じても体温調節が出来ないので、ケージの設置場所にも十分気をつけてあげてください。
子猫がいる場合は、成猫に比べ、室温に体調が影響されやすいのでタオルやブランケット、ダンボールなどを猫のベッドに敷いてあげるなど、子猫に適した温度管理を心がけてください。
ちなみにココちゃんは長毛種で、年齢もまだ1才ということもあり、すごく暑がりです。真冬でもベッドやコタツで寝ることもなく、フローリングの上でゴロゴロしています。
逆に夏場は少し動いただけでも暑そうにしていて、冷却マットの上を陣取っています。
我が家には、色んな場所でくつろげるように、気づけば冷却マット3個設置しています。
猫によって温度の感じ方は様々なので、愛猫の体調の変化を見逃さないで、愛猫にとって快適に過ごせる室温を見つけてあげてください。
猫がくつろげる場所を作ってあげる
私たちにもソファーやベッドの上など、リラックス出来る場所があるように、猫にもくつろげる場所を作ってあげることが大切です。
人間が思う快適の場所が、必ずしも猫が喜ぶ場所になるとは限りません。
例えば、喜ぶと思って購入したふかふかの猫ベッドなのに、全然入ってくれない。
なんてこともよくあります!!
猫は基本気ままで、その日の気分によって居心地の良い場所を自分で選びます。
- 静かな所
- 狭い所
- 清潔な所
- 暗い所
- 風通しの良い所
- 高い所
狭い所、暗い所
猫は広い場所より、体の一部が何かに触れていると安心するため、狭い場所を好みます。
猫の先祖は獲物を捕まえた時に、獲物を横取りされないようにしていたのと、自らの身を守るために暗くて安全な狭い場所に身をひそめるという習性がありました。それが今も残っているからと言われています。
ココちゃんも空のダンボールや、袋の中に入って落ち着いていることがあります。
異例ですが、私がビストロレンジの扉をあけて少し目を離した隙に、ココちゃんがレンジの中に入って気持ちよさそうにしていた時は、さすがにびっくりしました。
キャリーバックやキャットハウスなど、猫が入ることのできる商品は沢山ありますす。
猫は自分でお気に入りの場所を見つけることが得意なので、壁とソファーなど家具の隙間を空けてあげたり、少し工夫するだけでもお金をかけず、猫のお気に入りのスペースを作ってあげることができます。
風通しの良い所
猫は外を眺めるのが好きです。
室内猫にとって部屋の中は、自分の縄張りになっているため、外から敵が侵入してこないかを監視しています。
自ら監視を行うことで、異常がないことを確認し、ストレスを解消していると言われています。
また、窓の外で鳥や車の音などを聞いたり、動くものを目で追ったりするだけでも、猫は安心してリラックスすることが出来ます。
天気の良い日は日向ぼっこをしている姿もよく見かけます。
日向ぼっこをしている理由は以下の記事でご紹介しています♪
猫が時計を読めないのは当然のことですが、時計の代わりに太陽の動きで時間を図っていると言われています。
体内時計ですね。
ココちゃんは朝、昼、夜の3食に分けてご飯をあげていますが、多少のズレはあるものの、時間になると「ミャ〜!!」と呼びにきます。
色んな理由はありますが、猫は風通しの良い窓際を好む習性があります。
できるだけ窓際には物を置かずに、猫がくつろげるスペースを確保してあげるようにしましょう。
高い所
猫は犬とは違い、高い場所に上がることが好きな動物なのですが、一説によると自分の身を守ろうとする本能からだとも言われています。
私は今まで犬しか飼ったことがなかったこともあり、ココちゃんが大きくなるにつれキッチンや洗面台の上など「ピョン」と軽々しく飛び乗るので、どうしようかと対策に悩みました。
最終的な対策として、流し台には網を置いたり、カーテンレールの上や、エアコンの上など、行っては危ないと思う所には防止柵を設置し、出来る限り自由に行動しやすいように工夫しました。
その代わりに、登っても良い場所をDIYで作ってあげたり、キャットタワーを設置してあげたりして、出来るだけ高い所に登れる環境を作ってあげると良いですね。
猫が運動できる場所を作ってあげる
猫は1日の約3分の2を寝て過ごすと言われています。
肥満にならないように、健康な体を維持する為には1日約15分程度の運動が必要とされています。
- キャットタワーの設置
- 猫のおもちゃ
猫は広い部屋を走り回るというよりは、上下運動の出来るスペースが必要とされており、猫が喜ぶグッズとして1番おすすめなのは、やはりキャットタワーです。
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前述したとおり、猫は高い所に上がるのが好きなので、机や棚などの昇り降りでも快適に暮らすことは出来ます。
しかし、家具を傷つけられてしまったり、高い場所へ上がってみたものの、降りる時は爪をうまく引っ掛けることが出来ないので危険です。
その点、キャットタワーは順序よく昇り降りできる踏み台が設置されているので、安全です。高い所が大好きなココちゃんも、飽きることなくキャットタワーはお気に入りなので、購入しといて本当によかったです。
トイレの環境を整えてあげる
猫はとてもきれい好きで、トイレはいつも清潔に保たれていないとストレスを感じることもあります。
出来るだけトイレは小まめにお掃除してあげることをオススメします。
トイレの大きさ、砂やシートの種類にも好みが分かれてしまうので、飼い猫にとって一番適しているものを選んであげてください。
ココちゃんは、トイレをしている所を見られたくない性格であったのと、砂で用を隠す際に、フローリングに砂を散らばしてしまっていたので、一番適したトイレに出会えたと思います。
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爪とぎを用意してあげる
よく聞くのが、爪を壁で研いでしまい、壁がボロボロになることです。
他にもソファーや家具など、対象となります。
可愛いから許してしまうのですが、出来るだけ猫が爪とぎに困らない環境を作ってあげることがベストです。
今ではダンボールや布製品など、様々な種類の爪とぎが販売されています。
参考になるか分かりませんが、我が家の爪とぎは4箇所に設置しています。ケージの中、窓際、テレビ台の前、寝室の4箇所です。
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まとめ
- 食べ物は机の上などに置きっ放しにしない
- 室温を心がけよう
- 猫がくつろげる場所を作ってあげる
- 猫が運動出来る場所を作ってあげる
- トイレの環境を整えてあげる
- 爪とぎを用意してあげる
猫が食べてはいけない物などは、ある程度共通していますが、トイレや爪とぎ等は猫の好みによって違うので、使ってくれないことも多々あります。
飼い猫にとって、快適な環境を整えてあげれることは、そばにいる飼い主さんでしか出来ないことだと私は思います。
長く猫と暮らしていると、言葉は通じないにしても、感情を読み取る事は出来てくるはずです。
それは猫と向き合い、寄り添いあえている場合に限ると私は感じています。
この記事を最後まで読んでくれた方は恐らく、猫を喜ばせたいという思いで読んで下さったのではないでしょうか。
家の中で放置されて孤独な猫も中にはいます。
ご飯だけを与えられ、暮らしている猫もいます。
猫とお話したり、挨拶をしたり、時には一緒に寝たり。
猫にとって一番嬉しい事は、飼い主さんと一緒にいれる時間が一番幸せだということです。
私が一番伝えたかったことです!
毎日が忙しくなるとついペットの事を忘れがちになる人もたくさんいてます。
一匹でも多くの猫が幸せに暮らしていくためにと願いながら、今回の記事を執筆しました。
最後までありがとうございました。