猫を飼っていて旅行に行きたいと思った時に、猫は家で留守番ができるのか不安になりませんか?
私も経験があるのですが、留守中の対策として何を準備していいか分からず、そもそもペットホテル等に預けたほうが良いのかも分からずに本当に悩みました。
今回はその時に気になった事をまとめ、実際に飼い猫が留守番した時の事を記事にしてみました。
この記事では、旅行に行きたいけれど猫を残して行くのは不安と思っている人や、家の中で猫を留守番させたいと思っている人に向けての記事となります。
安心して旅行を楽しめるように対策方法をまとめていこうと思います♪
猫は家でも留守番ができる
猫は単独行動が得意!?
猫はもともと野生の本能から単独行動が得意とされています。私達が飼っているイエネコの先祖を辿っていくと『リビアヤマネコ』に辿り着きます。
狩りを単独でしていたリビアヤマネコは、自分の食べ物を確保するために、縄張りを主張して他の猫との距離をとり逆に孤独になる環境を作っていたとされています。
その野生の本能を受け継いで現在の飼い猫達も単独行動を好み、留守番が出来ると言われています。
余談ですが、リビアヤマネコは砂漠地帯に生息していたこともあり、食べ物から水分を摂取していました。その本能も受け継ぎ、中々水を飲んでくれないのも、この本能を受け継いでいる理由の一つともされているそうです。
リビアヤマネコの詳しいことは下記サイトが上手にまとめてくれているので気になる方は是非。
縄張りの意識が強い
猫は野生の本能で縄張り意識が非常に強く、現在飼われている家が自分のテリトリーになっています。その環境がガラッと変わることにより大変ストレスを感じてしまいます。
長期旅行などはペットホテルに預けるなど仕方がないと思いますが、1日家を空けるぐらいであれば、逆に家でお留守番をしてもらっているほうが、かえって猫ちゃん自身もストレスを感じずに好都合になることもあります。
以上のことから猫は短期間であれば留守番が大丈夫とされていますが、留守番には当然のことながらしっかりとした準備が必要になります。
実際に私が旅行に行った時に準備した物は以下記事にまとめているので読んでみて下さい!!
猫の留守番に注意すること
旅行の目安
いくら猫が単独行動が得意と言われていても、長期旅行はNGです!!
実際に飼われている猫ちゃんを見てみてください。
私達の目の届く所や、お風呂場に付いてきたり、撫でろアピールをしてきたりと、そんな場面はありませんか?飼い猫は野生の本能も受け継いでいることは事実ですが、飼い猫にとって飼い主は、甘えられる存在です。
そのことを考えても旅行の目安は1泊2日が適切とされています。
もし長期の旅行を考えているのであれば、親や親戚、もしくは知人等を頼るのも一つの手だと思います。
その他にもペットシッターやペットホテル、動物病院に預けるなどもありますが、事前に余裕をもってスケジュールの確認が必要となります。
基本的に自分が旅行に行きたいと思う時期は他の人も同じ事を考えており、ペットホテルなど大変混み合います。
以前私はそうでした….。
ペットホテルなどに預ける時には、どのような所で、どのような感じで面倒を見てくれるのかの確認も必ずしておく必要があります。
私の場合は預かる場所(ケージ)の広さが新聞紙広げて一枚の所で、猫に必要な高さも十分になかったことから預けることを断念しました。
1泊だから大丈夫と思っても安心できません!
ペットホテル等の営業時間も確認しておかなければ、日をまたぎ3日間ほど猫を預けることになりかねません。3日間も新聞紙くらいの広さに可愛い愛猫を閉じ込めておくとイメージしてみてください。
最終的にどのように対策をして旅行に行ったかは最後にまとめとして記載しておきます。
猫が留守番できる対象年齢
対象年齢については色々な目安が提示されています。
私が調査した結果、生後3カ月未満の子猫の場合は旅行はNGです。
子猫時代はまだ生活リズムが安定しておらず体調を崩したりと、長時間にわたる留守番は非常に危険であるからです。
また子猫の時には実際何が起こるかが分からないので、目を離すことは極力抑えたほうがよいですね。
留守番させられるようになるのは生後5~6カ月とも言われていることもありますが、やはり安心して留守番をさせる目安は1歳からになってからだと私は思います。
ある程度今いる環境に慣れている必要などもあり、猫の性格、体調なども異なるため、一概に年齢だけで決めつけてしまうことも当然NGです。しっかりと飼い猫の体調など留守番中の環境も考えた上で、旅行を検討することが何よりも重要になると思います。
実際に行った猫の留守番時の対策
私が旅行に行ったのは1泊2日でしたが、本当にココちゃんを残して旅行に行くのは不安でした。不安を無くす為に以下のような対策方法を取っていきました。
①飼い猫が常に見れる状態を作る
それはカメラです。家の様子をWifiで繋ぎスマフォのアプリで確認できるように。今はペット見守りカメラ等、いろんな製品が出ているので安心してペットの様子を確認できますよ!
私が実際に使用したカメラはコチラです!
移動が出来て、ペットが倒しても起き上がる機能付きの安心ハイテクカメラ!!
音声を聞き取れたり、話しかけたり、写真やムービーの撮影もこれ一台で出来てしまいます♪なによりも移動ができて低い段差であれば乗り越えることもできたので本当に便利でした!
wifiも安定していて、映像が途切れるなどもなく、見たいときに映像が見れてとても役に立ちました!
②親に合鍵を渡しておく
カメラで様子が確認できたとしても、万が一何か起こった時にすぐに対応できなければ何の意味もないと思い、少し自宅から離れてはいたのですが、旅行先よりも近い親を頼り、合鍵を渡していました。
③自動給餌器でタイマー設定
今は自動で給餌してくれる製品も色々あります。その給餌器のタイマーを何度も事前に、時間通り出てくるかのテストをしました。
たまに給餌器の不具合で給餌されないこともあるので確認は必要と思います。ココちゃんはご飯が大好きなので、ご飯が出ないとかになるとブチ切れしそうですねw
④温度調節
私が旅行に行った時は猛暑の夏でした。なので温度調節が非常に重要となりました。
ココちゃんはスコティッシュフォールドの長毛種なので暑さに弱く、冷房を26℃に固定し、エアコンをかけっぱなしで行きました。寒すぎてもいけないので、他にも毛布の準備や、風が当たらないようにエアコンの向きなどの調整も行いました。
猫の留守番している時の様子
旅行に行った後の感想になりますが、カメラでココちゃんを見ていたら見守りカメラには音声も拾えたり、こちらからの声を飛ばすこともできる機能があるのですが、よくココちゃんが一人で鳴いて私達を呼んでいました(;_;)
家にいる様子も確認できるのですが、私達を探す素振りや物音などにも非常に敏感になっていたと思います。普段からいる人が急にいなくなると、やはり猫は寂しいさを感じるのだなぁと実感しました。
帰った後はすぐに私達を迎えにきてくれて、元気な姿を見せてくれました!!
お腹を見せていつも以上にゴロゴロと鳴き、最高に甘えてきたのを覚えています。
本当のまとめとなりますが、飼い猫を置いて旅行に行くことは少なからずどの対策をとっても飼い猫がストレスを感じてしまうものだと思います。
そのストレスを軽減する究極の方法は、旅行に行かないということがベストなのかもしれませんが、行くと決まった後に出来るだけ猫がストレスを感じないように飼い主が努力することだと思います。
・帰りの便を少し早めてみる
・一人で遊べるようなおもちゃを用意しておく
・おやつを上げれるペット用カメラを用意する
細かい所まで考えて努力すればきっと飼い猫も分かってくれて楽しい旅行が楽しめるはずです。
そして旅行から帰ってきたら最高に甘えさせてあげてください♪
猫も家族の一員なのでお土産も忘れずに!!
楽しい猫との暮らしがずっと続きますように♪