猫と一緒に暮らす中で「私は飼い猫に好かれているのかなぁ」って思ったことはありませんか?
私もココちゃんとの暮らしが長くなってきましたが、未だ名前を呼んでも振り向きもしてくれません。
他の飼い主さん情報によれば、名前を呼んだら傍に来てくれるなど聞いたことがあったので、私は飼い猫に嫌われているのではないかとめちゃくちゃ不安になりました。
そして、その不安を解消する為に猫を飼っている友達数人に直接聞いて調査をしたのですが、その時に友達に言われた一言が、
『名前を呼んでも来てくれないのは寂しいねぇ』
でも調査していて気付いたことがあります。
名前を呼んで傍にきてくれるのも紛れもなく信頼関係が成り立っているからだと言えるのですが、他にも信頼関係が築けている猫の行動パターンはたくさんあったのです。
猫の性格によって、同じ行動をする子もいれば、しない子もいました。
今回友人と話をしていく中で、信頼関係もしくは飼い主を好きだからこそしていた、共通する猫の行動パターンがいくつかあったのです。
この記事では私が感じた『猫が飼い主を信頼している時に見せる10個の仕草』をまとめています。
どれか一つでも当てはまっているのであれば、十分といえるほど信頼関係が成り立っているのではないでしょうか。
この記事を読んで、より飼い猫との愛情が深まれば幸いです♪
それでは
猫が飼い主を信頼している時に見せる10個の仕草
名前を呼ぶと近寄ってくる
記事の初めにも書きましたが、私の友達数人は飼い猫の名前を呼ぶと必ず近寄ってくれるとのことです。
実際に私も友人の家に遊びに行った際に見たのですが、友人が名前を呼ぶと近寄ってくるどころか、指定した場所にふせをして落ち着いたではありませんか。
ソファーに手をあて『ココにおいで』って指定するとソファーに上り、床に指定すると床に落ち着いていました。
もはや犬レベルです!
友人と猫ちゃんを見ていると、本当に信頼関係が成り立っているように感じました!
追記ですが、実はその友人は2匹の猫ちゃんを飼っていて、1匹は名前を呼んでも近寄ってこなかったのです。
それは何故か。
その友人の話によると、名前を呼んで近寄ってくる猫のほうは撫でられることが大好きで、名前を呼ばれると撫でてもらえることを知っているから近寄ってくるとの事でした。
一方、もう一匹の猫は撫でられることがすごーく嫌いらいしですw
名前を呼んで近寄ってくるのは信頼関係がないと出来ないのは事実ですが、猫の性格にもよるので一概に呼んでも来ないからといって凹む必要はないということですね。
ちなみにココちゃんは撫でられることはあまり好きではありませんw
お腹を見せる
実はこのお腹を見せる行為は聞いた友人全員が共通していた同じ猫の行動パターンでした。
猫との信頼関係において「お腹を見せる」は結構有名ですよね!
獣医師の先生に聞いてもお腹は猫の急所であり、それを自ずと見せてくるのは本当に信頼しきっている証だからと断言するほどです。
他にも猫にまつわる有名雑誌やテレビでもよく挙げられています。
友人全員が「お腹は絶対に見せるよね」と答えたということは、私の友人全員は猫との信頼関係をしっかりと築けているのではないでしょうか。
もちろん我が家のココちゃんも毎日お腹を見せてくれています♪
常に自分が見えている状態を作る
私がテレビを見ていたらココちゃんは必ずテレビと私の間にある机に居座り続けます。
ソファーに横になってくつろぎながらテレビを見ようとしても、ココちゃんが映像を塞ぎ込んでしまうのです。
またパソコンを使ってブログを書いている時も、マウスの傍で寝ているか、時間をかけ過ぎるとキーボードの上に乗っかってくる場合もあります。
今まさにキーボードの上で邪魔をしてきています。
よくよく思い出してみれば、どの部屋にいてもココちゃんは私の目のつく所にいてることが多いのです。
友達にこのことを話してみると、数人は共感してくれたのですが、中には定位置から動かない猫ちゃんもいて結果はマチマチでした。
常に自分の居場所をアピールしてくる猫ちゃんには共通点があり、それはめっぽう寂しがり屋さんということです。
定位置から動かない猫ちゃんは意外と自立していている感じで、親離れ出来ていない寂しがり屋の猫ちゃんが、常に自分を見ていてほしいという欲望から甘えてきているのではないでしょうか。
「好きな人」、「信頼している人」だからこそ甘えたいという感情が出てきますよね。
それは人間も猫も同じことだと思います!
このように自分を常に見てほしいアピールも、信頼関係の一つであると実感しています。
ある意味、全ての部屋についてくるのでストーカー行為でもありますねw
お風呂場についてくる
私が入浴している最中に、お風呂のドアを『コツンコツン』と叩いてくる時があります。
中に入ってきて一定時間が過ぎると出て行くのですが、必ずお風呂場に来ては脱衣所の前で私がお風呂から出るのを待っていてくれています。
先ほど記載した「自分を常に見ていてほしい」欲望からお風呂場に入ってきてはいるのですが、恐らく水が怖くて出ていってしまっているのだと思います。
実際に友人の猫ちゃんは、お風呂場に入ってきてもずっと一緒にいていることも多々あるとのことでした。
しかし、脱衣所の前でココちゃんがずっと待っていてくれているのは、やはり寂しい感情や心配だから側にいてくれているのだと思っています。
このお風呂場の結果は、少数の友人しか当てはまらなかったのですが、信頼関係が成り立っているからと捉えても良いと思います♪
お風呂場に入ってくる猫ちゃんは意外と少なかったことに少し驚きました。
膝の上に乗ってくる
「Instagram」や「twitter」の投稿でよく見られる、猫ちゃんが飼い主さんの膝の上でくつろいでいるシーン。
あれ本当に羨ましいです。
残念ながら、ココちゃんは膝の上に乗せても一瞬で降りてしまいます。友人に聞くと猫ちゃん自ら乗ってきてくれるらしいですね。
めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。
しかも膝の上に乗っている最中は、ゴロゴロ鳴いている猫ちゃんもいるとのことです。大好きな飼い主さんの上ですごく落ち着いていて癒されているのですね。
これも絶対に信頼関係がないと出来ないことだと思います。
飼い主さんの側にいたい。
飼い主さんの匂いが好き。
色々と理由はあると思いますが、より信頼関係が成り立っている証ではないでしょうか。
スリスリしてくる
外出から帰宅した時、お風呂から出た時、ご飯を上げる時などによく見られる猫ちゃんの「スリスリ」攻撃。
これも飼い主が猫ちゃんに信頼られている一つの行動パターンなのです。
猫はよくマーキング行為の一種として「スリスリ」する行動をとります。
自分の飼い主さんなのに自分以外の匂いがすると、急いで自分の匂いをつけようと「スリスリ」してくるのです。
独占欲が強く、人間で例えるとヤキモチを焼いているのですねw
飼い主さんが好きすぎて欲求を抑えれていない時など「スリスリ」することがあるのですね。
実はこの「スリスリ行動」は、飼い主以外の物などにもする時があります。
詳しくは以下の記事にまとめているので読んでみてください。
因みにココちゃんは独占欲はそこまで強くはないのですが、ご飯のおねだり時に全力のスリスリをしてきますw
布団の中に入ってくる
飼い猫が布団の中に入ってきて、一緒に寝た経験はありますか?
私は一度だけココちゃんが私の横で寝てくれたことがあります。しかし、それっきり横で寝てくれることは無くなってしまいました。
友人の猫ちゃんは、毎日のように一緒にお布団で寝ているとのことでした。
この行動も飼い主を信頼しているからこそ、傍で寝ていたいと思う猫の気持ちだと思います。
一度だけココちゃんも寝てくれたのですが、私の寝相が悪かったのか、居心地が良くなかったのか、何にせよココちゃんにとって良い場所だと判断してもらえなかったのは事実であります。
一緒に寝る事は無くなったのですが、たまに私が寝ているお布団の横にくつろぎに来る事はあるので、まだ良い方だと思います。
友人によっては、布団に絶対上がって来ないという猫ちゃんもいました。
私が調査した結果ですが、横で猫ちゃんと寝れているのは短毛種を飼っている飼い主さんが多かったのです。逆に長毛種の猫ちゃんは、自分の決まった場所で寝ていることが多いことが分かりました。
私の調査結果で定かではないのですが、恐らく長毛種は暑がりな為、布団の中や毛布など柔らかい場所よりも、固く冷たい場所を好んで寝ているのではないかなと思っています。
ココちゃんもスコティッシュフォールドの長毛種で、固くて平らな涼しい場所を寝床にしています。
しかし、長毛種の猫ちゃんでもYouTubeなどで一緒にお布団で寝ている姿を見たことがあるので、絶対に寝ないということは無さそうですね。
あくまでも可能性の話だと思って下さい。
私は今でも、ココちゃんが横で寝てくれることを祈っています。
帰宅時にお出迎え
ココちゃんは私が帰宅した時には必ず迎えにきてくれます。
この時によく「ミャー」と鳴いているのですが、「おかえり」と言ってくれているような気がします。
たまにこの「ミャー」という鳴き声が太く渋い「ビャー」と鳴く時があります。この時の感情は「遅いニャ!」と怒っているような気がしますw
しかし、帰宅時に迎えに来てくれるのは寂し気持ちから、飼い主さんを信頼している、好きでいてくれているからこそ見られる、猫の行動パターンだと思います。
帰宅時のお出迎えも、全ての友人が共通していた猫の行動パターンでした。
出かける時に邪魔をしてくる
私が化粧を始めると、ココちゃんはいつもソワソワしだします。私の個人的な意見ですが、恐らく化粧を始めると外出することを分かっているのではないかと思っています。
実際に化粧をしている最中に邪魔をしてきたり、外出前にはいつも玄関前に居座っています。
友人の中にも、同じ行動をとる猫ちゃんもいたので、私たちの行動パターンを覚えて学習し、一人になることを避けようとしているのではないかと思っています。
玄関前に居座っている時は、どけようとしてもすごく嫌がって力が入っています。
少し心が痛くなりますが、寂しいそうな姿を目にすると、好かれているからこそ見られる行動であると実感しています。
抱っこしても嫌がらない
飼い主さんは飼っている猫ちゃんを抱っこしても嫌がらないでしょうか?
ほとんどの飼い主さんは飼い猫を抱っこできると回答してくれたのですが、実は中には抱っこを嫌がる猫ちゃんもいたのです。
信頼されているから、好かれているからといって絶対に抱っこが出来るとは限らないのです。
ココちゃんは抱っこは出来るのですが、ずっと永遠にというわけではなく、ある程度時間が経つと自分から「下ろせ」と合図をしてきます。
他の猫ちゃんの場合は、抱っこをするとピクリとも動かなくなることもあります。抱っこをしても色々なパターンがあり、出来る出来ないは個体差によって大きな違いが出てくるのだと思います。
抱っこが出来る人の場合は、自分以外の人が抱っこしても、嫌がるか嫌がらないかで信頼度をチェックすることができます。
実際にココちゃんは、私と旦那さん以外に抱っこされるとすぐに嫌がり暴れ出します。
同じ屋根の下で暮らしていて、しっかりと私たちが家族であると認識をしているからこそ嫌がるのだと思います。
中には抱っこが好きな猫ちゃんもいて、誰でも抱っこが出来ることもあるのですが、自分以外の人が抱っこして嫌がった場合には、信頼されていると認識していいと思います。
因みにココちゃんは、人物でも判断していて、旦那さんのお父さんに抱っこされると必ず猫パンチを繰り出しますw
抱っこで判断することは難しいかもしれませんが、自分だけが抱っこ出来ると分かった時は嬉しい気持ちになりますよね。
まとめ
いかがでしたか?
どれか一つでも当てはまっている項目はあったでしょうか。
他にも信頼されているからこそ見られる行動はあると思いますが、何より一番大切なことは
愛猫を私たちが信頼し、好きでいてあげることが、必然的に飼い猫に信頼されることに繋がっていくと思います。
猫ちゃんは人の気持ちを読み取る能力が長けていると個人的に思っています。敏感に人の気持ちを読み取ることができるからこそ、信頼されたり、疎遠になったりするのではないでしょうか。
飼っている側が世話が大変と思っていたり、飼い猫を嫌がる素振りを見せてしまうと、ナイーブな猫ちゃんも心を閉ざしてしまうかもしれません。
嫌な感情を抱くよりも、飼っていて癒される項目を増やしていき、「ありがとう」の気持ちで猫ちゃんに接すれば、必ず良い方向に向かうと思いますよ♪
最後になりましたが、私もこれからココちゃんとの思い出をたくさん増やしていき、信頼関係を深めていきたいと思います。
また、皆様が飼われている猫ちゃんが幸せに今後も暮らしていけますように。